「Lカルニチン」効果・レビュー・副作用
レビュー多数あり
☆ここがポイント!!
Lカルニチンはアミノ酸の一種で体内の脂質をエネルギーに変換するのに欠かせない成分です。Lカルニチンは体の中でも合成されますが、1日に作られる量はわずか20mg程度です。また体内で合成される量は、加齢とともに減少していきます。日本人の1日あたりの必要量は200mgと考えられており、厚生労働省は1日あたりの摂取目安量を約1000mgと設定しています。
☆詳細
Lカルニチンというアミノ酸の一種を経口的に補給するためのお薬です。
カルニチンというアミノ酸にはLカルニチン以外にも、レボカルニチン、DL-カルニチンなどがあります。レボカルニチン、DL-カルニチンは疾患治療に使用されていますが、Lカルニチンは脂肪燃焼効果を持つため、ダイエットをサポートするものとして世界的に広く使用されています。
カルニチンと称した商品でも有効成分が、ダイエットをサポートするLカルニチンではない商品がありますので、注意が必要です。
作用機序としては、エネルギーの元となる脂肪のミトコンドリアへの運搬を促進し、さらにミトコンドリアの代謝を活性化することで脂肪燃焼を促進します。したがって、脂肪燃焼が盛んに行われるようになり、ダイエットに効果があるということです。
また、ミトコンドリアの代謝が活性されることで、周囲の様々な細胞が活性化されるため、疲労回復効果や肌の健康回復にも効果があると言われています。
なお、ミトコンドリアとは、体内のいたるところに存在し、酸素を取り込みながら栄養素やエネルギーを作り出す細胞であり、人間にとって重要な役割をしています。
このLカルニチンは、Lカルニチンは必須アミノ酸のリジンとメチオニンから生成され肝臓で1日約10mg作られます。加齢とともにその生成量が減少し、生成量の平均的なピークは20代と言われております。
また食品としては卵・豆・野菜類にはほとんど含まれず、その多くは羊肉や牛肉などの食物から摂取されます(日本人平均1日75mg)。
L-カルニチンという名前は、「肉」を意味するラテン語の”Carni(カルニ)”に由来しています。Lカルニチンの効果は世界中で認められており、実際に500件を超える研究論文が発表されておりますので、効果については問題がないといえると思います。30代以上の方で、ダイエットしていてもなかなか痩せない、なんとなく肌にハリやつやがないとという方に特におすすめです。
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